悲しみという感情の意味?
大切な人、大切にしてくれた人
愛してた人、愛してくれてた人
そんな人が亡くなったとき
ちゃんと悲しめましたか?
悲しい時にはしっかり悲しんでください
泣きたいときには泣いてください
あなたの気の済むまで
ある日をさかいに
あの人の笑顔が見れないくなる
優しい声を聞けなくなる
あたたかい存在を感じられなくなる
それは
とても悲しいこと本当につらいこと
感じずに過ごせたなら…
という人もいるかもしれません
悲しみが気づかせてくれること?
カナシミは
あなたにとって本当に大切なものに
気づかせてくれます。
その大切なものに感謝することで
失ったものから自分がどんなに愛されていたか
うしなったものを自分がどんなに愛していたか
そしてその存在からの愛は
その存在を失った今でも
自分の中に存在し続けていることを知る…
大切なものを失ったときに
後悔しないために
今何をしたらいいかを考える…
そんなこともできるかもしれませんね。
「からだに用心せんとね」
わたしはどこかで
フワッとお線香の
香りがすると
しらずしらずのうちに
今はもう亡くなった
叔父、叔母の姿と声と匂いを
リアルにおもいだしています。
ぼんやりと
目の前に思い出す叔母は
ちょっと心配そうな顔をして
「からだに用心せんとね」
そう言っている。
そんな気がします。
感じないように我慢しない
カナシミを感じるときは
あなたの本当に大切なものに
気付く機会なのかもしれません
そんなときに
悲しみを感じないように無理に我慢したり
自分とは関わりのない
遠い世界でおきていることと
無理矢理に思おうとしたり
なさいませんように。